地球温暖化や資源の枯渇など環境への負荷が大きな問題になる中で、地球環境に配慮した事業活動を行うことも企業の社会的責任のひとつです。マック食品でも、早くからこの社会的責任を果たすべく環境対策に取り組んできました。
ひとつが産業廃棄物の適正処理です。食品リサイクル法では、平成18年度までに全ての食品関連業者が食品廃棄物の再生利用等の実施率を20%以上向上させることが目標になっていました。マック食品では、動植物性残渣の再生利用等の実施率は100%になっているほか、平成13年には乾燥機を導入。排出量も約30%減量しました。
また、廃水処理については、濃厚廃水を発生する粕川工場にバイオマスエネルギー装置であるメタンボイラーを導入。固定式嫌気性処理施設により廃水をメタン発酵で浄化するとともに、発生したメタンガスを燃料として活用することで省エネルギーも実現。さらに、油揚げの製造工程で不要になった植物油に重油を混合し燃料にできる植物廃油ボイラーを導入し、環境保全と省エネルギーの両面で大きな成果を上げています。
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